SDGsってなに?

What are SDGs?
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは
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持続可能な開発目標(SDGs)とは?

「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」とは、2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択され、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現のため、2030年を年限とする17の国際目標です。発展途上国だけでなく先進国も対象とし、「経済」、「社会」、「環境」の3つの分野全てで取り組む目標を設定しています。

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SDGsの前身

SDGsは、2001年に国連で策定された「ミレニアム開発目標(MDGs:Millennium Development Goals)」の後継となる国際目標です。
MDGsは、極度の貧困と飢餓への対策やHIVやマラリアなどの疾病の蔓延防止など、発展途上国に向けた開発目標として8つの目標を設定し、期限である2015年までに一定の成果を達成しましたが、未達成の課題も残されました。
SDGsは、MDGsで達成できなかった目標を踏まえ策定されました。

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17のゴール

SDGsには、17の大きな目標(ゴール)とそれらを達成するための具体的な行動を示した169のターゲットがあります。(さらに行動の進み具合をチェックするための232の指標が決められています。)
このゴールやターゲットについて、2030アジェンダでは「世界全体の普遍的な目標とターゲット」であり、「統合され不可分」とされています。つまり、17のゴールは相互につながりがあり、あるゴールに対する取り組みが、別のゴールにも影響を与えることがあることに注意しなければなりません。

SDGsへの取り組みに対する評価
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日本のSDGs達成状況

各国のSDGs達成状況について、ドイツのベルテルスマン財団と持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)が2016年から毎年レポートを発行しており、2021年版のレポートでは、日本のSDGs達成度は18位でした。ジェンダー平等や気候変動対策などの評価が低く、課題とされています。
参照:サステナブルブランドジャパン

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各自治体のSDGs達成度評価

2023年にSDGsが折り返し点を迎え、「上半期」にあたる2015年~22年までの自治体におけるSDGsの達成状況を見える化したリポートが、国際連合地域開発センター(UNCRD)より2023年10月に公開されました。

≪地方自治体SDGs達成度評価≫
https://uncrd.un.org/sites/uncrd.un.org//files/report_halfwayto2030_sep23ver_ja.pdf