とっとりSDGsパートナーマガジンvol.4

とっとりSDGsパートナーの皆様 本県では、令和2年4月に鳥取県SDGs推進本部を設置するとともに、「とっとりSDGs宣言」を行い、鳥取県らしい持続可能な地域づくりに向けた取組を進めています。
本メールマガジンでは、とっとりSDGsパートナーの皆様へSDGsの関連情報を提供していきます。
SDGsを実践される際の参考にしていただくとともに、県内でSDGsに取り組まれている関連企業・団体の皆様へもご周知ください。
【鳥取県HP「SDGsの推進」 https://www.pref.tottori.lg.jp/286851.htm】 

◇目次
 1)とっとりSDGsパートナーの活動紹介
 2)とっとりSDGsニュース
 3)最近のSDGsトピックス
 4)事務局からのお知らせ


1)とっとりSDGsパートナーの活動紹介

<登録順に、パートナーの皆さまの活動を紹介していきます!>
    ~学校法人柳心学園・美保テクノス株式会社・リコージャパン株式会社鳥取支社~


◆学校法人柳心学園(米子市)
 <これまでの活動>
  自動車学校やファッションビジネスの専門学校等において質の高い教育を全ての方に提供しています。
 <今後の活動>
  教育を望まれる方への援助を目的とした奨学金制度の設立、LGBTQに代表される性的マイノリティを理解し支援するAlly宣言、働きやすい職場づくりに取り組み、ゴール4をはじめとしたSDGsの達成に貢献していきます。
 <関連URL>
   ・学校法人柳心学園HP→http://www.ryushin.ac.jp/
   ・米子自動車学校HP→https://www.yojiga.net/
◆美保テクノス株式会社(米子市)
 <これまでの活動>
  地域の安心・安全な生活を守るための工事、ICTの取組推進、仕事と生活の調和を図り働きやすい環境整備に向けた行動計画の策定、輝く女性活躍パワーアップ企業宣言にかかる行動計画の策定、がいな祭りへの参画、各種ボランティア活動、児童養護施設への支援に取り組んでいます。
 <今後の活動>
  マネジメントシステム(鳥取県版環境管理システムTEAS, ISOに基づくマネジメントシステムを自社で構築、運用、適合していることを示す自己適合宣言)を導入する予定であり、ゴール11をはじめとしたSDGsの達成に貢献していきます。
 <関連URL>
  ・美保テクノス株式会社HP→https://www.miho.co.jp/index.php
◆リコージャパン株式会社鳥取支社(鳥取市)
 <これまでの活動>
  自治体職員向けSDGs勉強会や県内大学でのSDGsに関する事例報告と授業での講演、SDGs・環境・働き方改革等をテーマにしたWebセミナーの開催、第一種感染症指定病院へのフェイスシールドの寄贈、その他中小企業の生産性向上の支援を行う等、持続可能な社会への貢献として、教育・医療・まちづくりでの社会課題の解決を進めています。
 <今後の活動>
  今後はさらにあらゆる働く場において、デジタル化による業務ワークフローの自動化・省力化により、ゴール8・9をはじめとしたSDGsの達成に貢献していきます。
 <関連URL>
  ・リコージャパンHP→https://www.ricoh.co.jp/sales/about/csr/


2)とっとりSDGsニュース<鳥取県のSDGs推進についての最近の動きをご紹介します>
  ~とっとり県政だより2月号でSDGs特集「意識と行動を変え、未来へつなぐ~暮らしの中にあるSDGs~」~


◆とっとり県政だより2月号でSDGs特集「意識と行動を変え、未来へつなぐ~暮らしの中にあるSDGs~」
 とっとり県政だより2月号で、「意識と行動を変え、未来へつなぐ~暮らしの中にあるSDGs~」と題し、SDGs特集を掲載しました。
 SDGsとは何かという基本的な内容から、「小まめに照明を消して電気を節約する」「買い物は地元で、地域の企業を応援する」「働きやすい職場づくりについてみんなで話し合う」等、個人で取り組めるSDGsの実践例についても紹介しています。(「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド」(国際連合広報センター)を基に作成)
 また、県内事業者の実践例として、とっとりSDGsパートナーである流通株式会社の「ランドセルプロジェクト」についても紹介させていただいています。
 掲載内容について、県民の皆さまから、「自分だけの取組ではSDGsは達成できないので、個人、企業、団体へと取組を広げてほしい」とのお声をいただいており、とっとりSDGsパートナーに関する問い合わせ・申し込みも数多くいただいています。
 県政だよりについては、鳥取県のHPにも掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
 ・とっとり県政だよりについて→https://www.pref.tottori.lg.jp/kenseidayori/


3)最近のSDGsトピックス<SDGsに関する最近のトピックスを集めました>
    ~100年使える素材!SDGsで再注目 特産「伯州綿」で新商品開発(鳥取・境港市)~
    ~現代風の木製ひな人形でひな祭りを次代へ引き継ぐ~


◆100年使える素材!SDGsで再注目 特産「伯州綿」で新商品開発(鳥取・境港市)
  境港市で伝統的な特産の「伯州綿」を使った新しい衣類が商品化され、令和3年2月19日から米子市の米子天満屋で販売が始まった。
    伯州綿を使って商品化されたのは名付けて「着ごころちゃん」。背広やジャケットの下に着るビジネスライナーで背中の保温に特化した衣類。(価格は5千円~7千円(税抜き))
  この商品は境港市の弓浜半島で古くから生産されてきた伯州綿で、新たな地場の製品を生み出そうと境港市と地元経済界、それに鳥取大学などで立ち上げたプロジェクトの中から生まれた。
  伯州綿は保温性に加え優れた耐久性が特徴でプロジェクトではSDGs、持続可能な開発が叫ばれる中、現代には打ってつけの素材だと胸を張る。
    「打ちなおして適正な使い方をすることによって100年近く使い続ける素材ってなかなかないと思う。」
    「環境にも人にも優しいそういう素材というのがSDGsのいくつかにマッチしていくと思う。」
   (以上鳥取大学 稲賀すみれ医学博士)
  一時衰退していた伯州綿だが近年、復活に向けた努力が実り生産量が徐々に増えていて再注目しようという動きが出ている。
  プロジェクトでは今後も伯州綿を使った商品を開発していく方針。
   ・ニュースページ→https://www.fnn.jp/articles/-/146566◆現代風の木製ひな人形でひな祭りを次代へ引き継ぐ
  木製の玩具やインテリア雑貨を製造販売するKukkia(クキア、大阪市)は老舗節句道具メーカーの徳永鯉のぼり(岡山県和気町)と組んで、2018年から木製の現代風なひな人形を販売している。
   子どもの数の減少と、生活習慣の変化から、伝統的なひな人形の販売は低迷している中、このひな人形は毎年増産している。ひな祭りの持つ意義を伝えつつ、現代の生活習慣に合わせたデザイン性の高さが人気の秘密だ。
  廃棄物を出さないというSDGsを意識した「木育」
  2007年の海外展示会デビュー以来、クキアの提案する製品は、日本の多くの木製玩具にありがちな、染料がたっぷり塗られ、はっきりとした色味や風合いのものとは一線を画す。
  開業当初から世界に供給可能な生産量と品質を確保するため、産地としてベトナムを選んだ。材料に使う木材は、玩具作りに適した硬さや艶(つや)、密度を考慮し、ヨーロッパのブナの木を中心に調達している。
  クキアは社員数が現在10人にも満たず、しかも女性だけの企業だ。立ち上げ当初は若い女性社長ゆえに、「国内外で偏見を持たれ、苦労も多かった」とはデザイナーで社長の羽場和代さんの言葉。
  しかし、デザイン力と行動力で、今では年間1万点以上売れ続けているというロングセラーの「お絵かきボード」を始め、「おはじき」や「カメラ」など40点以上の製品を輩出している。
  「これまでプラスチックでしか表現されなかったものを木で作る」という発想は、クキア商品の最大の特徴だ。こうした中、脱プラ視点でのものづくりはもちろんのこと、SDGsへの取り組みにも力を入れている。
  例えば、2008年に販売を開始したお絵かきボードだ。構造上、絵を描くボード部分はたくさん遊ぶと劣化し、そうなるとこれまでは本体ごと廃棄せざるを得なかった。
  しかし、2019年にデザインを改良し、ボード部分のみ取り替え可能にすることで修理も可能になった。
  「さらに長く愛用してくれる顧客が増えた」と羽場さんは話す。製品の梱包材を見直し、紙などの土に返る素材を採用する取り組みも開始した。
  木製玩具に触ることで、木の温もりを肌に感じ、長く商品を愛用して欲しいというのがコンセプト。
  クキアが提案するこうしたデザイン性のある玩具や節句道具は、日本における伝統と現代的な生活習慣とのギャップを埋め、祖父母や親世代が、次世代の子どもに残したいという「思い」を伝えるツールになっている。
   ・ニュースページ→https://www.alterna.co.jp/35467/


4)事務局からのお知らせ


◆Facebook開設しました
 SDGsの普及啓発の一環として、Facebookを開設しています。
 県民の皆様や企業・団体の皆様によるSDGsの実践や県の取組など、幅広く情報発信しています。
 ・鳥取県新時代・SDGs推進課Facebook→https://m.facebook.com/tottorisdgssuishinka
◆パートナーのSDGs活動を募集します
 とっとりSDGsパートナーとなっていただきました皆様のSDGsに関連する活動を本メルマガでご紹介させていただきます。皆様のSDGsの活動をPRする機会としてご活用ください。
 SDGsに関連する事業の開催に関するお知らせ等ありましたら、以下の様式によりお寄せください。
 ・様式→https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1220333/oshirase.docx



■「とっとりSDGsパートナー」募集中!
 鳥取県内のSDGsに取り組む個人、企業又は団体にパートナーとして登録していただく制度です。
 「とっとりSDGsパートナー」制度に参画していただくことにより、SDGsの認知度向上と取組の「見える化」を進め、SDGsのゴール達成に資することを目的とします。

■パートナーになると?
★SDGsに取り組んでいる企業・団体として、イメージアップにつながります!
  ・鳥取県発行のパートナー証をお渡しします。
  ・パートナーの皆さまによるSDGsの活動を情報発信させていただきます。
★SDGsを通じて新たなネットワークを構築できます!
  ・課題を持つパートナーと解決策やノウハウを持つパートナーとのマッチングをお手伝いします。
★SDGs活動を後押しします!
  ・メルマガでSDGs情報(セミナー開催情報など)をお届けするなど、皆さまの活動をサポートします。
■申込方法 WEBフォーム・メール・FAX・郵送いずれか
■対象 鳥取県内でSDGsに取り組む個人、企業又は団体
■申し込み先 (公財)とっとり県民活動活性化センター事務局
           〒682-0023 鳥取県倉吉市山根557-1 パープルタウン2階
           TEL.0858-24-6460 FAX.0858-24-6470
           E-mail. info@tottori-katsu.net
           WEBフォーム http://tottori-katsu.net/news/other/tottorisdgspartner2020/


鳥取県令和新時代創造本部 政策戦略監新時代・SDGs推進課
  〒680-8570 鳥取市東町1-220
 TEL 0857-26-7644/FAX 0857-26-8111
 E-mail sdgs@pref.tottori.lg.jp