17の目標を知る

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13.気候変動に具体的な対策を

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる*
*国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が、気候変動への世界的対応について交渉を行う一義的な国際的、政府間対話の場であると認識している。

目標達成を目指す理由

地球温暖化は、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加が原因のひとつとされています。この温室効果ガスの増加により、平均気温が上がり、海面の上昇や自然災害が増える可能性があります。また、農作物の収穫量の減少にもつながり、食料不足の状況を引き起こすなど、様々な問題と深く関連しています。何も対策をとらなければ、地球の平均気温はさらに上昇し、あらゆる生態系に悪影響を及ぼすと言われています。

主なターゲット
  1. 13.1

    すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応力を強化する。

  2. 13.2

    気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。

  3. 13.3

    気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

  4. 13.a

    重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施し、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる。

  5. 13.b

    後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。